私は何故、れいわ新選組を支持するのか

私がれいわを支持しようと決めたのは、舩後さんを一目見た時だった

初めて記事を書きます。自己紹介がてら、私の支持政党である、れいわ新選組との出会いについて書いていこうと思います。

【自己紹介】

かもめんと申します。宜しくお願い致します。
れいわ新選組若者勝手連 (Twitter:@reiwawakamono)代表で中の人。大学1年19歳。 与野党問わず反緊縮派の議員を応援。支持政党はれいわ新選組と国民民主玉木派。 共産党、あたらしい党、自民党反緊縮派を消極的に支持。自民党、公明党、維新は基本不支持。安倍政権断固不支持。れいわ新選組が一番の推し政党。山本太郎代表をはじめ、舩後やすひこ議員、木村英子議員を支持、候補者を支援。ポスター貼りボランティアやスタンディングなど、リアルでの主体的な活動とともに、Twitterやtiktokなどでの広報活動を進めている。

序章。浪人生となった私

2019年の春。私は高校3年生で、都内の某国立大学を目指して受験勉強に励んでいた。高校が進学校だったこともあり、周りは皆優秀で勉強熱心な人が多く、勉強しなきゃダメなんだ、“いい大学に入らなきゃダメなんだ”と漠然と思い込んでいたこともあり、それなりに勉強した(つもりになっていた。)しかし、いざ臨んだ受験で、結果はほぼ全落ち。私は志望校に落ち、軽い絶望を覚えつつ浪人生となってしまう。これが、私がれいわを支持する一つの序章となるのでそのあたりから書いていく。

浪人生には人権がない(断定)。「勉強しなきゃ」という強迫観念のもと、遊びに出かけても罪悪感、机に向かっても焦燥感。時折覗くSNSには同級生が楽しげに大学生活を送っている写真ばかりで劣等感。「自分は社会のなんの役にも立てていない」「家族に迷惑ばかりかけている」と、申し訳なさがいっぱいで、生きている心地がしなかったのを覚えている。なんとなーく生きるのが辛くなり、なんとなーく死にたい。この電車に飛び込んだら、、とか、この歩道橋から落ちたら、、とか、なんとなーくずっとかんがえていた。進学校だったということもあり、大学進学できなかった自分を嫌悪し貶め、こんな俺には生きる価値などないと思っていた。社会から排除されたという疎外感もあった。社会の役に立っていない自分、承認欲求を満たせない自分。苛立ちを超え無力感すら覚えていた。大手予備校に通わせて貰えたほど、経済的にも社会的にも私は恵まれていたが、心は空虚で貧困だったと、いまはおもう。もちろん本当に自死や自傷などは親が悲しむのが目に見えているし痛いので(ココ重要)そんなことはしないけれど、やはり心のどこかでずっと、生きている価値などないと思っていた。これが去年の2月3月辺りのこと。

きっかけは「生きててくれよ!」

本当にたまたまだった。私は休憩がてら、YouTubeを見ていた。2013年の参院選のときにたまたま演説を生で聞いて以来、ほぼリアタイで見てきた、山本太郎と、彼が4月に立ち上げたばかりのれいわ新選組の動画。5月5日のこと。それは小倉での演説の動画だった。

普段の街宣での山本太郎は、モニターに具体的なデータなどを映し政策を訴え、支持を呼び掛けるスタイルで、聴衆にマイクを渡し山本太郎が回答する形式で議論を深め、たまにやじが飛びそれにユーモアを交え応えるという、有権者とのやり取りが主眼のもの。普通に勉強になる内容で、山本太郎のトーク力も相まって中々面白い。しかし、このときの街宣はのちに“伝説の演説”と呼ばれるくらい有名になる、特に見ごたえのあるものであった。

聴衆とのやり取りで感情が高ぶり泣いた山本太郎。片付けしながら動画を見ていた私は、引き込まれた。片付けの手が止まった。動画を見てほしいが、私は、山本太郎の熱意、気概に圧倒された。以下、文字起こしを抜粋してコピペする。

【あなたに何ができるの? あなたは国の役に立ってる? 会社の役に立ってる? 家の役に立ってる? 常に(このように)言われるのは「マウンティング」ですよ。そんな中で自分自身に自信が持てなくて、生きてていいのかとまで思ってしまって、自分は存在していていいのかとさえ思わされる。そんな世の中に生きているのがもう嫌なんだって話なんですよ。それを救えるような政治を作りたいからここに立っているんですよ。】

【今の自民党の若手は何か? 働き方がぶっ壊されたり、外国から大量に外国人が…、外国の労働者を呼び込めるようになったり、TPPに賛成したりとか。この国がぶっ壊されることを次々に賛成し続けているんですよ。理由は何? 自分のキャリア、潰したくないから。ここで総理がやることに反対するなんて言ったら、次、自分に目がないから。そんな人間にこの国救えるかよって思いますよ。ガチで喧嘩する気力もないのに、気概もないのに、どうして政治の場に来たんだよって話なんですよ。】
【もうすでにみんな食われてるんですよ。この国に生きるみなさんのために政治をやりますなんて前提、茶番の国会の中ではないんですよ!だから6年いたから、もう一回同じ茶番に6年、自分があの中に入ったとしても、ガス抜きにしかなれてないんじゃないですか。それをもう一回、僕がやるんですか?意味がないとは言わない。でも本当にそれじゃ救えないじゃないかってことですよ。だから力貸してくださいって。みんなで変える時に来てるんだよって。もう時間ないですよ。時間ない。だからこうやってお願いしてるんです。力貸してくれませんか。】

「力を貸してください。」山本太郎は何度も頭を下げていたが、私はそれに呼応しようと決意した、のである。私は、この動画を見て、そうだ、私は生きてていいんだ。と、晴れた気持ちになったのを覚えている。そして私は、気分転換のため、れいわのボランティア活動に参加することを決意した。(正確には、気づいたら街宣会場にいたくらいの、開き直りである)

舩後さんを一目見た。泣いた。

先述の通り、浪人生ながられいわの街宣ボランティアに参加するようになった私だが、まだ、このときも、私は閉塞感の中にいた。予備校通いの日々。授業も面白いし、友達にも恵まれ、学業も安定してきたので、浪人生活初頭に比べ明るく過ごせていたのが事実である(死にたいと思うこともなくなった)。しかし、まだ、このときも、私は閉塞感の中にいたのである。言葉にはできないレベルの、モノクロの世界。無機質な感じ。なぜかは今でも私にはわからない。外部からの影響なのか、内部の問題なのか。

とある街宣で大型車椅子を押され移動中の舩後さんを見たときのことである。一目見て、私は泣いていた。ほんとうに。自発的に。この人、生きてる、生きてるんや、、、、と感動して泣いた。

舩後さんは見た目には寝たきりであるため、正直なところ、死んでいるようにも見える。喋れないし、手足も動かせない。しかし、私の目の前で、舩後さんは生きていた。頬を紅潮させ、必死で生きていた。手足を動かせないかわりに、その心臓の拍動の生々しさが、私の目に飛び込んできた。その衝撃で、私は泣いていたんだと思う。生きなきゃ、と思った。ほんとうに、今でも鮮明に覚えているが、舩後さんが私の目の前を横切った瞬間、今までモノクロだった世界が色づき、耳に街宣の騒音が飛び込んできたのである。ぶわあぁっと。
「死にたくなる社会をやめたい」「生きててよかったと思える社会をつくりたい」。それをキャッチコピーで終わらせることなく、舩後さんや木村さんというアイコンで可視化し、明確なメッセージとして打ち出したれいわ新選組。私は、自身の浪人時代の経験から、これらに共感し、支持するようになったのである。これが2019年7月の頭らへんの話。

れいわ新選組若者勝手連って何すか?

話ガラッと変わって若者連という団体のはなし。2019年7月。参院選に向けて、少しでも多くの人に知ってもらいたいと、私はTwitterでの情報発信を始めた。当時は、「若者が政治に口出すな」「若造のくせに生意気」という感じのリプが多かったが、一方で、「今の若者は政治に無関心だ、なさけない!」といった風潮もあり、若者の政治参加には高いハードルを感じていた。声を上げないと聞いてくれないが、声を上げると叩かれる。それに対するアンチテーゼとして、「れいわ若者連」を一人で立ち上げた。若者も声を上げているぞ、政治に関心ある若者はここにいるぞ、と声を上げるつもりで。そうしたら、同じような思いを持つ仲間がちらほら声かけてくれて、若者勝手連は人数を増やしていく(現在進行形)。現在、若者勝手連には80人以上のメンバーがおり、日々議論を交わしている。大変楽しい。

【れいわ新選組若者勝手連】れいわ新選組や反緊縮を応援支持する若者が集う、政治談義やリアルでの活動のための非公認の勝手連。れいわ新選組の支持を広げ、反緊縮や、若者の声を永田町や霞が関に届けるべく活動中。 ご質問や参加ご希望の方は reiwawakamono@gmail.com或いはTwitterのDMへお願いいたします。

締め。

これが参院選やら都知事選やらいろいろすっ飛ばしつつ書いてみた今に至るまでのれいわ新選組若者勝手連の活動のダイジェストと、なぜ私かもめんはれいわ新選組を支持しボランティアに勤しんでいるか、という自己紹介も兼ねた記事です。駄文長文、お目汚しを失礼いたしました。こんな感じで記事を書いていくつもりですので、policyのライター仲間の皆さん、読者の皆さん、以後お見知りおきを。また、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。参院選や都知事選、次期衆院選の話題はこれからの記事にて皆さんにも共有したいと思いますので、その時はまた読んでくださると幸いです。

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https://atomic-temporary-151149301.wpcomstaging.com/2020/06/25/yamamoto/

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