メラニア・トランプ氏は東欧の旧ユーゴスラビアで生まれ育ちました。26歳で渡米、ファッションモデルとして活躍します。2005年にはドナルド・トランプ氏と結婚、後に彼が大統領に就任したことで自身も「ファーストレディー」となりました。
キーワード解説:メラニア・トランプ
経歴
1970年 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国(現在のスロベニア)で生まれる
1996年 渡米
2001年 米国永住権所得
2005年ドナルド・トランプと結婚
2017年 大統領夫人(ファーストレディー)となる
メラニア夫人の生い立ち
1970年に旧ユーゴスラビアで生まれました。(複数の国家に分裂していますが、メラニア夫人の故郷は現在のスロベニアにあたります)
その圧倒的な美貌から16歳でモデルデビューを果たします。
コマーシャルへ出演やパリ、ミラノでの活動など、10代の頃から頭角を現して現していました。
26歳の頃、母国でユーゴスラビア内戦が悪化したこと、アメリカ人実業家を出会ったことなどを理由に渡米しています。(メラニア氏の故郷は比較的平穏だったそうです)
その後、アメリカでのパーティーで出会ったドナルド・トランプ氏と2005年に結婚しました。
メラニア氏はトランプ氏の3人目の妻です。
2人の間にはバロン・トランプという男の子の子供がいます。
2017年、夫のトランプ氏が大統領に就任したことに伴いアメリカ合衆国「ファーストレディー」として大統領を支えることとなりました。
メラニア・トランプは外国出身ですが、外国出身のファーストレディーは190年ぶりだそうです。
また、ドナルド・トランプの前妻のイヴァナ氏が自身をファーストレディーだといったことに対して「残念ながら、単に注目されたいだけの、自分勝手な真似だ」と反論を唱えたことが話題となりました。
このイヴァナ氏はイヴァンカ・トランプ大統領補佐官の母親です。
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ファーストレディーとしての外交
2019年に来日した際に皇后の雅子さまと時間をかけて話をしました。
その時、雅子さまは自らメラニア夫人の手を握り、顔を寄せられました。
メラニア夫人も自然にそれに応え、両頰を軽く触れ合わせるチークキスを交わされました。
故郷である東欧のスロベニアでは、親しい友人にはチークキスをする文化があるそうです。
メラニア夫人の思想は?
メラニア氏は外国出身のファーストレディーであることからリベラル寄りではないかとされています。
実際にトランプ氏の移民政策を批判したことがあります。
こういった経緯も相まって、バイデン氏と闘った2020年アメリカ大統領選挙ではトランプ氏に敗北の受け入れを進言したと報道されました。(この報道に対してはトランプ陣営から否定の声明が出され、メラニア氏自身もTwitterで「違法なものを除き、合法的な票はすべて集計されるべきだ」と投稿しています)
最後に
東欧で生まれたメラニア氏は、あのアメリカ合衆国大統領の夫人となりました。
これからもメディアで大注目を浴びるであろうトランプ氏の妻とあって、目が離せない存在ですね。