【教育は権利だ】FREE京都の高等教育無償化への取り組みをインタビュー!

教育無償化への取り組みを取材しました。

FREEは、正式名称「高等教育無償化プロジェクト FREE」で、2018年9月から活動している団体です。

高等教育の学費の無償化や給付型奨学金制度の拡充を目指して活動しています。

コロナ禍で多くの学生が経済的な事情によって学業を諦める、あるいは諦めることを検討している中で、FREEは行政に支援を求める様々な取り組みを行なっています。

複数の大学の学生に「新型コロナ感染拡大の学校生活への影響調査」に関するアンケートを実施、現状分析をした上で自治体へ意見や要望を提出し、学生の「リアルな声」を届けています。

今回policyの取材に協力してくださったのは2019年11月から活動する「FREE 京都」の小島(オジマ)さんです。

FREE京都 小島さん
インタビュアー:momota
インタビュアー:sho

(文責:momota)

FREEの活動内容

[ふきだし set=”ももた吹き出し”]

「FREE京都」の活動内容はどのようなものなのですか?

[/ふきだし]

小島さん:「FREE京都」は去年の11月にできた団体です。東京に同じFREEという団体があります。

(私たちの団体の)正式名称は「高等教育無償化プロジェクト・FREE京都」といいます。高等教育・大学・短大・専門学校・高等専門学校の学費無償化を大学に求めるのではなく、行政、自治体、国に対して、教育費の予算拡充を提案する中で学費の無償化を目指しています。

[ふきだし set=”ももた吹き出し”]

高等教育の中でも特にその大学生、短大生、専門学校生に訴えかけるため、様々な調査をされていると伺いました。
具体的に、どのような調査をされてるのですか?

[/ふきだし]

小島:調査は、高等学校に通っている人向けに、特にコロナ禍で「今の生活はどうか」ということから、「奨学金は借りているか」「アルバイトをしているか」「アルバイトで稼いだお金は何に使っているか」というような具体的なことまで聞いています。

[ふきだし set=”ももた吹き出し”]

実は、これはコロナ以前からの問題でもあったと思うんです。
実際、日本はOECD加盟国の中でもGDP比に対する公教育予算が最下位というデータがあります。

[/ふきだし]

小島:そこも問題意識として持っています。

私の自身の問題点の出発点は、FREEに入って初めて「教育は権利だ」と知ったことです。OECDの他の加盟国に比べて日本では公教育が重視されていない。すなわち教育が権利であると認められていないということなんです。

教育を受けることは権利なのに、なぜそこに予算を割かれてないんだ、おかしいんじゃないかと思ったことで主体的に活動をするようになりました。

[ふきだし set=”ももた吹き出し”]

小島さんが最初にFREEに関わったのはまた別のきっかけが?

[/ふきだし]

小島:この活動を始めた知り合いに声をかけられたのがきっかけです。これまで私は奨学金を受けずに来れたのですが、去年初めて親に「少し借りてほしい」と言われて申請した時、給付型の奨学金申請の結果が出るまで半年ぐらいかかって、「こんなに大変なんだ」と思ったんです。

奨学金一つ申し込むために2週間ぐらいかけて準備しても、結局給付型の奨学金はほとんどの人が受けることができず貸与型の奨学金を申し込んで将来借金になるのが現状です。

そうやって若い頃から学ぶために借金をして、「自分の将来を犠牲にして大学に行かなければならない人」って実は周りにたくさんいるのではないか?と、思ったことがきっかけの一つですね。

[ふきだし set=”ももた吹き出し”]

それこそ、満額で借りると単純に400万円ぐらい借金を抱え、返還に月1万でも数十年かかるし、これってかなり厳しいものですよね。

[/ふきだし]

活動を通して見た学費問題の現実

[ふきだし set=”ももた吹き出し” align=”right” col=”yellow”]

「教育は権利だ」とおっしゃってましたが、どういった活動を通してそう感じられたのでしょうか?

[/ふきだし]

小島:FREE京都で、「自分たちが活動するのであれば、勉強しなきゃいけない」ということで、勉強会をすることがあって、まずそこで気がつきました。

勉強会のなかで、諸外国と比べた日本の学費の高さを知ったり、高等教育の漸進的無償化を定めた国連の国際人権規約A規約をほとんどの国が批准してそれぞれの国で取り組みを始めているのにもかかわらず日本は2012年になるまでそれをずっと留保していて、そのあとも具体的な政策は行われず今まできていることなどを知り、「教育は当然受けられるべき権利である」と訴えていく必要があると思いました。

[ふきだし set=”ももた吹き出し”]

活動されている中で、学生の貧困や経済的な厳しさを目の当たりにされましたか?

[/ふきだし]

小島:アンケートを通じて、私たちが思っている以上に大変な状況に学生が置かれているのだと思いました。

[ふきだし set=”ももた吹き出し”]

例えばどういったものですか?

[/ふきだし]

小島:アンケートに寄せられた声では、「親が職場で首を切られて、(学費が払えないので)退学するか迷ったけど、今大学4年生であと1年だから、貸与型の奨学金をもう1種増やして卒業することにした。でも、自分は就職決まってたのだけど、内定を取り消しにもされてしまって落ち込んでいる。」というような声を聞きました。

また、今年1年生のFREE京都に参加してくれた子で、地方から京都に4月から住み始めて、親から一切お金が出ないので、奨学金と自分のバイト代で学費・生活費を全て賄おうと思ったけど、(コロナが原因で)アルバイトが見つからない。

給付型の奨学金もオンラインになったせいで振り込みが5月からになってしまって、4月はクレジットカードのリボ払いで生活してたっていう学生がFREEに参加してくださったんですけど、そういう学生(の例)とかもあります。

特に、4月5月は(学校がなかったため)友達が全くいない状況でもあったので、精神的にしんどかったと言っていました。

[ふきだし set=”ももた吹き出し”]

そうですよね。それはコロナ禍特有の状況かもしれません。
特に地方から1人暮らしでやってきた大学1年生は友達がいない。相談相手がいない中で経済的な負担も増えて、精神的にもかなりきついと思います。

[/ふきだし]

日本の学費問題、行政との乖離

小島:私の大学は去年学費が値上がりしました。国公立大学もここ数十年でどんどん値上げしているんです。

[ふきだし set=”ももた吹き出し”]

そうですよね。

[/ふきだし]

小島:国公立大学でも初年度で80万円かかりますし、私立になれば安くても120万円かかります。理系だとその倍以上です。父は私と同じ大学を卒業していて父から「安いから良いよ」なんて言われてたんですが、当時は今の半分の学費だったことを知りました。

京都の議員さんと懇談に行った時には、そもそも今の学費の高さを知らないって人も中には結構いたんですよね。

[ふきだし set=”ももた吹き出し”]

政治家が教育業界の現場のリアルを知らないんですね。

[/ふきだし]

小島:そうですね。年輩の議員さんほど今との乖離が大きいですからね。「(大学生は)遊ぶ金のために働くんじゃないの。学生さんにお金を回すのは多分最後だと思う」なんて言われたこともありました。笑

でも「これだけ(学費が)高いんですよ。給付型の奨学金も全然ないじゃないですか、こういう状況で今のコロナを私たちは迎えているんですよ」と訴えたこともあります。

[ふきだし set=”ももた吹き出し”]

学生と行政との認識の差があまりにもあるなという印象を受けてしまいます。

[/ふきだし]

小島:あとは、私たちはFREE京都で懇談に行った時、京都府の方から言われたのは、「高校生までは自治体が面倒見るけど、大学生は国の責任」ということでした。

でも、実際に国が面倒を見てくれているわけではないんです。

一方で、京都府議会では、学生のための予算をさらに設けることを要請する取り決めを、全会一致でしました。

また、マンション、アパートで暮らしてて自分の部屋がない、あるいは親もテレワークで在宅のため思うようにオンライン授業を受講できないという声も多く、アンケートでは、オンライン授業を落ち着いて受講できる環境がないと答えた人が40%程いました。その声を届けたら、京都市が持ってる施設を学生のために開放することを決めて頂いたんですね。

さらに、その施設の学生アルバイトを京都市が雇うことで雇用を生み出してくれました。

他にも、感染症対策として各大学に200万円ずつ予算を充ててくれるなど、「学生のために動いてくれたんだ」と思いましたね。

ある議員さんは、京都府が学生のために追加予算を割いた話を今まで聞いたことがないと仰っていました。

[ふきだし set=”ももた吹き出し”]

少しずつ進んでいる部分もあるんですね。

[/ふきだし]

問題の根元は?

[ふきだし set=”ももた吹き出し”]

こうした問題の根底にあるものの一つに、最近では大学に入ることが一種の「資格」になってしまっていることも関係しているのでしょうか。

[/ふきだし]

小島:そのようにも言われていますが、教育に予算が割かれていないことが一番の原因だと思います。

momotaさんがおっしゃった通り、高校を卒業して就職するのと大学を卒業して就職するのでは年収の差があるじゃないですか。大卒が条件とか、大卒だと年収がプラス200万違うとかっていうことはざらにあるのが現状です。

だから、無理をしてでも、400万円を将来的に返さないといけなくても大学に行かなければならないと思う学生やその親がいるんだと思います。

なぜ教育費の負担が大きくなってしまったのかと考えたこともあります。

1970年頃、「受益者負担の原則」というものがありました。その教育を受ける人が費用を負担すべきだというこの考え方が広まったことで教育への予算も削られていき、教育を受ける側の負担が大きくなっていった経緯があるんです。

今は「受益者負担の原則」はないのですが、当時の名残がある風潮なのかもしれません。

でも、教育は社会のためにあるべきだと思います。

良い教育を受けて稼げるような人がたくさん出たら、国も地域も豊かになるのになんて思ったりもします。

例えばツイッターなどでは「自己責任だ」「じゃあ大学辞めて働けばいいじゃん」という声をしばしば聞きます。そしてそういう考え方が、日本の国民全体にかなり浸透してしまっているんじゃないかなと。

そこが日本の教育予算の拡大を邪魔した一つの原因ではないかと感じました。

[ふきだし set=”ももた吹き出し”]

FREEの活動は「全ての人への無償化」を標榜していますが、貧困層の方だけではなく、全ての方を対象にした理由についても伺いたいです。

[/ふきだし]

小島:それはやはり「教育は権利だ」ということです。

裕福でも貧しくても、出身がどこであっても権利は平等であるべきだと思っています。

だから、貧しい人だけでなく「全ての人に」ということを大事にしています。

[ふきだし set=”ももた吹き出し”]

ありがとうございます。

[/ふきだし]

FREEの目指す未来

[ふきだし set=”ももた吹き出し”]

FREEは今後はどのように活動されていくのでしょうか?

[/ふきだし]

小島:今、またアンケート取っています。

「秋学期の学生実態調査」を行っていて、そのデータを元に京都府議会へ陳情書を提出し、行政の方々との懇談や各会派の議員さんともお話したいなと思ってます。

あとは、社会全体で「自己責任論」から脱して、「教育は全ての人が受けられるようにすべきだ」ということを、政府だけが決めるんじゃなく、国民全体の総意にしたいと思っています。

8月には京都の方で、路上に立って、リレートークという形で学費の無償化を訴える活動をしました。

コロナウイルスの影響でこの活動は今後どの程度できるかはわかりませんが、これからも、政府行政や学生以外の人にも声を届けられる活動していけたらなと思ってます。

[ふきだし set=”ももた吹き出し”]

僕ら(policy)も、学生にとどまらずこれからの社会を担う若者の方々に、声を届け、声を発信して欲しいと思っています。
しかし多くの若者は問題意識を持っていない(気づいていない)のが現状だと思います。

[/ふきだし]
[ふきだし set=”ももた吹き出し”]

最後に、FREEでこうした活動をされている(問題意識を持って積極的に発信している)小島さんからメッセージがあれば、お願いします。

[/ふきだし]

小島:今回の「コロナ禍」で多くの学生やその家族にとって学費の問題が身近になったと思います。学校に対して「オンラインだから施設代をなくして欲しい」ということだけでなく、もともと高い学費に対して「なんで学費って高いの」というところから出発していて「学ぶ権利」を考えてみて欲しいです。

「自分は恵まれてるけど、年収があと300万低い家庭だったら、大学行けたのかな」という考えをもつことからスタートして、学問を大切にして欲しいです。もっと自分のために何か学んでいただきたいです。

会社のために大学に入るのではなく、自分のために、社会のために学んで自分の送りたい学生生活を送って欲しい。

「学び」という視点を各自の中に持って欲しいなとすごく思います。

[ふきだし set=”ももた吹き出し”]

ありがとうございました!

[/ふきだし]

栃木県知事選・宇都宮市長選の選挙割を取材!

栃木県知事選・宇都宮市長選の選挙割を取材!

11月15日に栃木県知事選・宇都宮市長選が投開票日を迎える。そんな栃木県でも、若者の投票率の低下が問題視されている。

今回はその状況を打破するための「選挙割」を企画運営する有志の大学生らにお話しを伺った。

栃木県知事選挙・選挙割実行担当:

yoshieさん

なかしまさん

インタビュアー・Policy編集部:

momota

選挙割について

momota そもそも選挙割はどのように利用するんですか?

yoshie 選挙割は、投票に行って投票済証を貰い、それをお店に見せることによって割引特典をゲットします。けど、こういう流れだとお店側の負担になってしまうので、そうならないように細かいところはお店の方にお任せしています。

m 証明書を持っていけばサービスを受けられるんですね!栃木県知事選ということで、かなり範囲が広いのかなと。栃木県全体のお店が対象なのですか?

なかしま 栃木県全体を目指しています。私たちが住んでいるのが宇都宮なので、(私たちが)知っているお店があるんですが、ちょっと宇都宮を離れるとまだ協力して下さるお店が見つかっていないです。SNSで発信してると、県内でちょっと離れてるお店でも向こうから興味を持って頂いて連絡をくださる方もいます。後一週間くらいしかないですが頑張って増やしていきたいなって思ってます。

m 今だと大体何店舗くらいが参加しているんですか?

y 現在15~20店舗で、確実ではないですが候補としては30店舗ぐらいあります。これから伺って、実際に(ポスター等)貼ってもらえるかみたいなのは聞いていこうと思います。確実に何店舗になるかはまだわからないです。

m これからどんどん増やしていく感じですね!参加店舗は飲食店が中心ですか?

y そうですね。

m 飲食店だと宇都宮は餃子が思い浮かぶんですが、餃子のお店ってあったりしますか?

 私(の担当には)はないぞ!

 私もないです笑 結構、餃子関係ないかもしれないです。すみません笑

m 笑 15から20店舗の中だと、いまだとどういったお店があるんですか??

 それこそ居酒屋さんとかラーメン屋さんとか、結構幅広いです。化粧品屋さんもありますし、地域のフリースペースの方とか、多岐にわたって参加して頂いております。

 あと、献血ルームの方にポスター置いて頂けることになりました!で、何か特典を付けられるかどうかがちょっと分からないので、何か余ってる景品がないか確認するとのことで。

 すごい!

m 特典がつくとしたらどういった内容になるんですか??

 もともと献血ルームって、献血に協力してくれた方にプレゼントを渡すんですね。ハロウィンや大学生の夏休みの時に、学生や二十歳以下、二十代前半で献血した人にプレゼントしてる事ってあるんですよ。なのでそういう感じで、若者に限った話ではないですが、投票に行った人に何かつけられないのかなとちょっと思いまして。お願いするだけならタダだと思い、お願いしました!

m なるほど。そしたら、ポスターを置かせてもらっているんですか?

な 私たちはポスターとパンフレットも作ってて。「投票に行きましょう」って言う。それをとりあえず置かせて頂けるという、約束をしたっていう感じですね!

m 思った以上にいろんな種類の活動をされてる方にお声かけしているなと思いました。

y  私たちの目標として、栃木県知事選挙・宇都宮市長選挙での若者の投票率を向上させたいというのがあります。前回が20%でした。5、60代は50%ぐらいあるのに、20代は圧倒的に少ない。これは課題だなと感じまして。それで2,3週間前ぐらいから同じ大学の後輩や友達にお願いをしてパンフレットを作って、高校や大学に配ろうという考えたのが最初のきっかけでした。

ポスターやパンフレットは、お二人と共に選挙割の活動を行う、まよさん作。

ただ、ポスターやパンフレットを見るだけでは選挙にはなかなか足を運ばないと思ったので、実際に投票済証明書を貰いに行き、その後に何かしらの特典を貰えるといことをやろうと。そうすることでアクションに繋がるかなと思います。主に二つのことをやろうかなというのが今回のこの企画になります。

m 選挙割を企画するのは初めてなんですね。

 そうですね!市で独自にやっているところはあるみたいですが、栃木県というのでは初めてだった気がします。

 結構今いろんな地域で総選挙割をやってると思うんですよ。policyさんでもつくばのセンキョ割実行委員の記事がありましたけど、全国みるとそういう取り組みをやってるところは増えてると思うので、栃木県でもできたらいいよねと思っていました。なんなら栃木県って魅力度ランキング最下位じゃないですか。なので、個人的には、選挙を通じて栃木県全体を盛り上げていけたらいいのかなっていう風に思ってたりします!

 使う側が気になることとして、どんな割引があるかだと思います。割引の内容について、教えて下さい!

y 大田原にえんがおさんという所がありまして。学生がそこのフリースペースを使うのに1日200円かかるんですが、投票済証を持っていけばそれが無料になります。あとは、化粧品屋さんはサンプルが貰えたり。ラーメン屋さんでは味玉プレゼント無料だったり。instagramに載せていて、随時更新していく予定です。こちら側としてもまだ動き始めて2~3日なので、これから更に増やしていきたいなと思っています。

参考:栃木県知事選挙 選挙割キャンペーン公式インスタグラム

m 店舗さんへのお声がけってどうされているんですか?

 なかしまさんどうされてます??

 私ラジオの仕事をしてるんですよ。その繋がりで声をかけてるところと、あと県内にいくつか店舗を持ってる文具屋さんとかがあるんですけど、そういうところには電話をかけてます。本部に電話をかけて。今日ちょっと駄目だったんですけど、今栃木県で4店舗ぐらい持ってる大きめの文具屋さんがあって、ちょっとそこ協力してくれたら嬉しいなと思って電話したんですけど。ちょっと駄目だったので笑
店に直接行くのもあるし、電話をかけるもあるし、あとSNS。instagramでDMを送ってみるとかもあります!

m Twitterの方拝見したんですけど、QRコードでの募集もしてましたよね!

 そうですね!インスタのDMに飛ばしてもらおうかなと思って。でも実際は、なかしまさんの言う通り、私もお声掛けしての方が多いです。お店の側からやりたいですっていうのはなかなかまだ。ややこしいのもしかしたらあるかもしれない。

 ちゃんと説明しないと分かってもらえなそうだなというのは課題に感じてて。インスタで投稿を見ただけとか、Twitterの投稿見ただけで、あれやろうって思ってくれる人は少ないかなと思いますね。

 大学4年間で地域のキーパーソンの方々とつながる機会が沢山あって。今はその人脈を使って、キーパーソンに「お願いします教えてください!」っていう感じでいろいろ教えてもらってるって感じです。

m キーパーソンの方はお店の方である場合もあるし、そうではない場合もあるといった感じですかね。

 そうですね。みやメシ応援隊というのがありまして。宇都宮の二万人の方が見ているインスタメディアなんですが、そちらで飲食店の方とつながる機会があって、その人脈も活かしながらという感じです。

 私もyoshieさんもこの選挙割だけじゃなくて、元々別の活動をしていて。そこでのつながりとか人脈をうまく生かしていけたらいいなって感じます!だよね?笑

 確かに!

m すごいですね!!そんな行動力を持った学生さんってなかなかいない気がするので、尊敬します。
かなり活動的にお声かけ等されているというお話だったんですが、参加する店舗にとってのメリットとかってありますか?
前つくばの方にお話しを伺ったときは、PRの効果があると仰っていました。この記事を見た店舗の方に「選挙割参加してみたい」と思って頂けるといいかなと思うので、もしありましたら是非。

 紹介してもらえるは大きいよね!

 確かに!宣伝のお手伝いもできるかなというのが一点ですね。
ただ、何かをプレゼントするにも、売り上げを削って頂くという側面はあるかもしれません。お店にとっては結構痛手だと思うので、メリットよりデメリットを多く感じる方もいるなと思います。

ただ私たちとしては、未来を考えたときに、若者の選挙率が圧倒的に少ないという問題があり、「これからを作っていく人たちがこれからの社会を考えてない」という状況を変えられるのが一番のメリットだと思います。

お店の人達が投票率を上げようとして学生たちに協力してくれることによって、学生がさらに社会について考えるきっかけになると思います。宣伝効果というのが一番大きなメリットかもしれないですが、未来を良くするための一歩として、協力して頂けないかというのは色んなお店の方に訴えています。

「選挙割」の活動をはじめた理由

m 「選挙割」をされている理由、なかしまさんはどうですか?

 つくばもそうですし、他の地域でやってるのを知って、これ宇都宮でもできないかなと思ったりしたんですよ。自分、結構地元愛が強いので。投票に行ってもらうことで街とかお店の人も盛り上がってくれたらいいなっていう思いがあってやっています。

m yoshieさんはどうですか?

 私も、投票率が上がったらいいなと。
私も元々全然政治には興味がなくて。投票にこないだ行った時も適当に名前書こうかなみたいな笑 選挙って大人がやるもんだなと思っていたんです。

けど、これって栃木の4年間=4年後の自分を決める選挙なんです。なにもなければ4年間になるので。4年後だと私は26歳になって、もしかしたら子供もいるかもしれないし。もしかしたら栃木県で働いてるかもしれないし、まだですが、もしかしたら親が高齢になっているかもしれないし。もしかしたらおじいちゃんおばあちゃんが、みたいなこと考えた時に、今は満足かもしれないけど、4年後にどうなっているかは分からないなと感じて。つらい自分がいるかもしれないなと思ったんです。

今の栃木で子供を産みたいのか、今の栃木で子供を育てたいのか、今の栃木で働きたいのかって考えたときに、今は満足かもしれないけど、未来の自分を守るためにこの選挙に行かなくちゃいけないなと思ったのがきっかけです。

そしてそれを他の人たちにも思って欲しいなと思い活動しています。ポスターは、「守りたい未来を選びに行く」っていうのがスローガンで。確かに変えたい未来はないかもしれないけど、守りたい未来を守るために選挙に行かなきゃいけないって思ったのでこの活動を始めました。

m 選挙割の運営はどんな感じですか?

 始めて間もないので、本当に行動しながら、考えながら動いている状況です。メディアとかにも取り上げてもらうんですけど、「こんなにもメディアに取り上げてもらえるのか!」という。なかしまさん、面白くないですか笑 こんなに反響があるのかって。本当に頑張ったら50店舗とかいけそうだしって考えたときに、大学生が頑張ってるからとかではなくて、「選挙割やってるから選挙行こうかな」っていう未来が見えてきたなという自画自賛とうか笑

 自分の生活がこの一週間ぐらいめちゃめちゃ充実してて。今日この時間は大学の授業があるけど、この時間は空いてるからどこどこの店行こうかなとか、どこどこに電話しようかなとか。おとといは一日中栃木県内のメディアに電話をかけてて。こういう取り組みをしてるんですっていう説明をしに行ったり。テレビ局にも、アポ取らずに行ってしまって。別のラジオ局に行こうと思ってたまたま通った道にテレビ局があったから寄ってみたんです。そこでお話したら「取り上げてあげるよ」って取材の日程とか決めることが出来たりもしました。

「自分達はこういう取り組みをしている」というのも知ってもらいたいんですけど、自分たちと同じように大学生で、社会を変えるために何かしたいなと思ってる人にこの記事を見て頂きたいという思いはあります。

ちょっとの勇気とやる気があれば出来る事ってきっとあると思うんですよね。大学生でもこういうことできるんだよっていうのを知って貰えたらいいなと思います。

さいごに

m さいごに、U25の若者に向けてメッセージがあれば、お願いします!

 私たちの掲げたスローガンが「守りたい未来を、選びに行く」で。現状は満足かもしれない、美味しいご飯を食べれたり、不満なこともないかもしれないですが、これから先を考えた時に「本当に今の社会でいいのか、今の社会で生きて行きたいと思うのか」という事を、考えて欲しいと思います。

今の社会には課題が一杯あります。それこそ同性パートナーシップがまだ結ばれていなかったり。もしかしたら自分の友達が苦しむかもしれないこの社会に生きて行きたいのか。

守りたいものを守る為に、今から未来の事を一緒に考えませんか。

 「政治って難しい」と思っている人もいるかもしれないですが、意外と自分達にとって身近なこともあるかもしれないと思います。栃木県知事選挙なども、自分の住んでいる場所に関わることです。「投票に行く」事を通じて、「自分の住んでいる地域について考える」きっかけにしてもらいたいなと思います。

m ありがとうございました!!

 

 

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飛ばしま扇子とは?コロナ・飛沫感染対策グッズの普及活動をインタビュー!

コロナ・飛沫感染対策グッズの「飛ばしま扇子」普及活動をインタビュー!

飲食店でのコロナ感染が問題となっています。

食事の際は、3密を防ぎづらいのが現状です。大声での会話等によって感染リスクが高まります。

度々飲食店でのクラスターが発生しては報じられる為、皆さんもよくご存知だと思います。

自粛期間中はもとより、現在でも時短、席数を減らしての営業などを強いられる店舗は多く、依然厳しい状況にあります

今回はそんな飲食店での飛沫感染を防ぐ為のアイテム「飛ばしま扇子」の普及活動を行う大学生、大川さんに取材を敢行。

飛ばしま扇子のメリット、活動にあたっての思いを伺いました!

「飛ばしま扇子」大川さん

インタビュアー・Policy編集部
momotaうの

飛ばしま扇子とは一体?


momota そもそも、飛ばしま扇子とはどういったものなのでしょうか。

大川さん 港区の感染症コンサルタントの堀さんが、食事中の飛沫感染を防ぐために扇子を使うのはどうかと提案されたところから始まります。そもそも飲食店でコロナが広がる理由として、食事中の会話による唾や、その飛沫による感染があります。しかし食事中だと皆さんマスクを外してしまうので飛沫を防げません。

そこで、会話中に一時的に扇子を使うのが良いのではないかという考えから飛ばしま扇子は生まれました。飛ばしま扇子は千葉県市川市の有志の印刷会社で作られています。これを市民が自発的な活動として、印刷所から請け負って広めています。

一枚の紙を、折りたたみ、扇子の形にして使用する。

 

そしてこの扇子は飲食店の皆様に無料でお配りしています。無料でお客様に使ってもらい、飲食店内での飛沫感染を出さないことを目標にしています。最終的には感染者ゼロを目指しています。

mo 飲食店でマスクをするのは難しかったり、面倒だったりすると思うので、扇子で口元を覆うというアイディアは凄いですね!

大川 一時的に紙扇子で口を覆うほうが、食事用マスクなどをするより実用性は高いのかなと思います。

mo 抗菌素材で出来ていると伺いました。一枚の紙を折りたたんで扇子の形にして使うんですか?

大川 置かせて頂いている飲食店によって対応が違いまして。自分が置かせて頂いている飲食店に関しては、事前に折って、すぐ使えるような形にはしています。
やはり紙のまま、お客様に「折って下さい」と言っても、折るのが面倒くさかったして使っていただけないことが多いので。
自分はお店側にお渡しして(折りたたんだ状態で)直接お客様に使って頂けるようにはしていますが、お店によっては折らずに紙のままお渡ししていることもあります。

mo なるほど。それでも尚手軽だと感じます。かさばらないし。

大川 そうですね。置いているところでは、使用済の扇子をお店側が回収して頂いています。衛生面的にもコスト的にも、来店者に負担をかけることはございません。

うの フェイスシールドとの違いはありますか?

大川 実はフェイスシールド使って食事したことあるんですが、フェイスシールドを使ってご飯を下から食べるって難しいですよね!フェイスシールドにご飯が付いちゃったりとか。

あとフェイスシールドをつけて人様とお食事をするというのは皆さん抵抗があると思います。
なので、扇子という形で、一時的に隠して食事する方がコミュニケーションがとりやすかったり、ご飯が食べやすかったりはしますね。

mo 扇子で口元を隠すって雅ですよね(笑) 使いたくなります!

大川 僕たちがこういう活動をする前に、京都の扇子屋さんで実際にそういうことをしていて。高級店などでは、その扇子屋さんが使った扇子をお土産として渡していたりしていたみたいです。

うの デザインは今のところこの紫だけですか?

大川 今のところこれだけですね !活動の目的は、扇子を広めるということではなく、飲食店から飛沫によるコロナ感染者を一人も出さないことです。なので、皆さんが自発的にオリジナルの扇子を作ったり、好きな扇子を買って持っていくことに繋がればいいなと思います。
飲食店の復活や、お客さんに安心して飲食店を利用してもらえることが目標です。

mo 最近また感染予防意識が下がりつつあるように感じるので、このような活動自体が意識改革を促す部分はありそうですね!

大川 そこで紙扇子が感染者を抑える一つの手段になればと思います!
最終的には各自で作ってほしいと言っても、やはりコストはかかると思います。なので僕たちが差し上げて、広めていきたいと思います。

mo すごい興味深いですよね。ただ広めるだけではなくて、その先には、利用者の意識を変えたいという思いがあるように感じます。

大川 そうです!皆さんが自分で作ってもらっても良いのですが、やはり、紙などコストがかかるものですので、私たちが、まずは皆さんに負担をかけずに、無料でお配りしていきたいなと思っています。

mo 飲食店だけにお客さんが行くわけではないじゃないですか。飲食店以外への展望もありますか?

大川 発起人の堀さんは飲食店を中心に広めてはいますが、広めてくれる方は独自に広げてもらって良いと仰っています。僕は福祉施設にも広げていこうかなと活動をしていて、保育園などにもお配りしています。

そういった福祉施設、特に教育現場は給食などあるので、飛ばしま扇子は役に立つのではないかと考えています。

mo 福祉施設は大事ですよね。今、大川さんはどれくらいの店舗にお声がけして、どれくらい普及しているんですか?

大川 渋谷に1店舗、市川市に4店舗置かせてもらってます。大学の学食、イタリアン、懐石料理屋など、和食が若干中心ではありますが、ジャンルは縛られずに置かせてもらってます。
僕は学生の身ですので、学生の人たち、若い人にということで広めさせてもらってます。

うの 大川さんはどのあたりで活動されているんですか?

大川 渋谷や市川市です。地元が市川市ですので。

うの 地元の感触としてはどうですか?

大川 うーん。正直良いとは言えません(笑)。受け取ってもらえる方は感触はいいですが、断る方の意見としては、置くことに負担がかかる、捨てることに負担がかかる、営利目的ではないか、販売目的ではないかと思われる飲食店の方が9割方いますね。やっぱり「置くこと」そのものにリスクを感じてしまう方がいらっしゃるので、どのように説明していくか、どのように納得してもらうかが、僕に求められていることかなと思っています。

やっぱり、①置くことのコスト、②お店の雰囲気に合っているか、③捨てることのコストをお店の人たちは考えれていますね。

うの 店舗の方々からどのような声がありますか?

大川 はい。マスクがなくても、飛ばしま扇子を使うことで飛沫防止に繋がるということで、すごい画期的だなと、置かしてもらった店舗の方々には言われます。ただ、ちょっと扇子が小さいかなと言われることがありますが、ちょっと邪魔だったとか、捨てるのにお金がかかった、という声は聞きませんね。

mo 普通の扇子だったらもっとかさばるじゃないですか。紙であればかさばらないですよね。その良さがもっと広がってほしいですね。

大川 そうですね。初めての試みなので、やっとこ今順調に広がってきている段階なんですよね。松本財団という福祉の財団から支援をいただき、10月28日にはテレビの取材もされます。11月号の文芸秋春のほうにも一部言及があるので、社会に浸透しているのかなと思います。来年の夏までには、どのお店にも置かせていただけるような状況を作れるのではないかなと思います。

実際の使用風景。

 

mo 飛ばしま扇子を使うメリットを改めて教えていただけますか?

大川 一番のメリットは飛沫を防ぐことですね。飛沫を防ぐことでコロナを防げますから。サイゼリヤでは「しゃべれる君」というものもありますが、私は飛ばしま扇子の方が使いやすいのではないかと考えています。

折り曲げてお渡しすると、箸置きほどのスペースしかとりませんので、工夫次第ではかさばるデメリットは失くせると思っています。

活動をする理由


うの
 大川さんが活動にかかわったきっかけはありますか?

大川 知り合いの人からなんとか広げたいんだというお話を聞きまして、商工会議所の方ですとか飲食店の方々と協力して、感染防止に力を添えられたらと思ったので、この活動に協力しています。

活動を広める方法として、まずは飛び込みで飲食店の方々にお渡ししています。次に友人にこの活動を伝えて、協力してほしいとお願いしています。最後に、知り合いの大人たち(経営者、政治家)に実際に扇子を渡して広めてほしいとお願いしています。

mo 大人の方々からはどのような反応を得られましたか?

大川 大人たちに対しては、そうですね、その場では好評ですね。実際に広めてくれる方もいますし、そのまま捨ててしまう方もいます。しかし、その場で「いやだよ」と言われることはありませんし、会食の場では使っていただけます。反応としては悪くないんじゃないかなって思っています。

mo ご活動から、熱い思いを感じます!社会を見て、なかなかこういった活動をしている若者は多くはないですよね。なぜ、この活動ができているとご自身で思いますか?

大川 自分自身が飲食店でアルバイトしていたというのが、活動の一つの理由ではありますね。自分のお店が月40万ほどあったんですが、コロナで自粛して月2,3万に激減しました。僕もシフトに全く入れませんでしたし、そういったとこで飲食店の厳しさを実感しました。その経験から、目の前の人を助けたいという思いからこの活動に参加をしています。

うの この活動をしていく中で、この扇子のビジョンであったり展望はありますか?

大川 これは日本全国に置いてもらうというのがビジョンですよね。ワンポイントアイテムの一つとして、この扇子がみんなの中で普及してくれれば良いなと思っています。

うの 大川さんが活動していく中で、地元を見て、どのような思いがあるかお聞きしたいです。

大川 活動する中で、若者は地元を見ていないなあと感じます。なんで扇子を配っているか、なんで飛沫感染を防止しなければいけないのか理解していないんじゃないかと思うんですよね。結局そういった地元の課題とか、社会の課題を理解していないからこそ、若者の選挙の投票率は低いのかなと思います。扇子活動を通して、そういうところがあるのかなと思いました。

さいごに

mo 最後に、私たちはU25の若者に向けて、より政治参加をしてもらいたい、より政治に関心を持ってもらいたいという思いがあるのですが、大川さんから若者に向けて何かメッセージはありますか?

大川 僕の扇子のこともそうなんですけど、まずは小さいことから地域課題、社会課題を見てほしいかなと思います。

僕は飲食店でのお客様の数の減少を見て、どうにかして客足を戻していくのか考えて、こういった活動に協力させてもらっているので、扇子にかかわらず、少しでも地域の課題に協力して欲しいなと思います。

mo・うの ありがとうございました。

https://atomic-temporary-151149301.wpcomstaging.com/2020/10/13/senkyo-wari/

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センキョ割とは!?NPO法人ドットジェイピーつくば支部に聞く選挙と政治参加の未来

センキョ割とは!?NPO法人ドットジェイピーつくば支部に聞いてみた

2020年10月25日に茨城県つくば市長選・市議会議員選が投票日を迎えます。期日前投票は19日(月)から24日(土)まで実施予定です。

問題となるのが若年層の投票率の低さ。これを打開するための「センキョ割」キャンペーンを運営実施する学生団体であるNPO法人ドットジェイピーつくば支部さんに、今回は電話でお話を伺いました。

NPO法人ドットジェイピーつくば支部
センキョ割担当・金 龍泰さん
前支部代表・たなべさん

インタビュアー・Policy編集部
momotaKyo

「センキョ割」ってどんなサービス?

momota そもそも「センキョ割」とは、どんなものなのでしょうか?また、参加することによりどんなメリットがあるのでしょうか。

センキョ割担当・金さん センキョ割は、選挙に行った人が投票所の前で自撮りした写真をお店に持っていくと、割引やドリンク一杯無料などサービスが受けられるというキャンペーンです。
つくば市内のマッサージ店やラーメン店、うどん屋、ナポリタンなど、飲食店を中心に様々な店舗で利用可能です。
他にも、カラオケ店などの若者向けの娯楽施設、あとは変わったところでいくと不動産屋さんでも利用が可能で、不動産契約したらラップを二個もらえたりします。
ちょうど学生だと部屋を探し始めている人も多く、そのあたりにも響くのではと思っています。現在、35店舗ほどに参加して頂いており、つくば駅周辺の店舗が多いです。

思わずお腹が鳴ってしまいそうなグルメたち。全てセンキョ割の対象である。

メリットは、若者のみならず全市民が使える点だと思います。
筑波大周辺の美味しいラーメン屋さんとか、ちょっとお高めの鰻屋さんなどが500円引きで利用できたりします!普段ちょっと行きづらいお店にも使えますし、普段からよく行くお店にも使えるので、筑波大生やつくば市に住む若者にはメリットは大きいと思います。

若者に選挙に行ってもらう為に、まずつくば市全体が(選挙で)盛り上がっている状態になり、そこに若者が参加する形になればいいのかなと思っています。街全体を盛り上げていきたいと思っています。最終的には投票率を5~10%くらい上げることが出来ればと思っています。そのために谷田部地区と桜地区の二地区から、大体7500人くらいにご参加いただきたいというのが目標です。


momota
 思ったより多岐に渡る店舗で利用できるのでビックリです。また、割引に必要なのが投票証明書ではなく、「自撮り写真」というのが手軽でいいですね!

 若者にとっての手軽さを重視しました!
あとは、投票証明書は投票所に用意されている紙の数が少ないことと、貰うのに申請が必要な点がネックなので、そこを考慮して自撮り写真にしています。

kyo 写真で共有が出来る点は、SNS等で拡散する際にも盛り上がりそうだし、若者に親しみやすいですね!

momota ちなみに、参加する店舗側にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

 つくば周辺はお店が点々としており、中にはまだ若者に認知されていない所もあるかと思います。センキョ割は、そんなお店に学生などが足を運ぶ機会になり、効果的なPRが出来る点がメリットだと思います。また、センキョ割に参加している店舗はこちら(つくば選挙割ホームページ | つくば選挙割実行委員会
に掲載もさせて頂いていて、サービス例や場所なども確認できます。
コロナ禍で集客が落ち込んでしまっている飲食店さんも多いかもしれませんが、そこに新たなお客さんを呼び込むきっかけにもなれればと思っています。

Kyo 町おこしを「選挙」と連動して行うというのが非常に面白い取り組みであると感じました。例えば海外では選挙の際に出店が並ぶこともあります。また、アメリカの大統領選の際などは、候補者が来る際に人も呼び込んで街に活気をもたらすという取り組みもあります。日本もそうなっていってほしいなと思います(笑)

 そうですね!選挙をある意味「お祭り」みたいにして、「楽しい!」というムードを醸成出来たらと思います。それが若者の政治参画を促すカギになるのではないかと思っています。

momota 店舗さんに参加をして頂くためには、どうされているのですか。

 大体100店舗くらいに声をかけさせて頂いています。そのうえで、やはり「つくばを盛り上げていきたい!」という熱意のある方に多く賛同頂いている印象があります。

お店の方との交渉なども、すべて学生が行う。中央にいるのが金龍泰さん。

momota 学生が実際に営業までされているとは、凄いです。

NPO法人ドットジェイピーの活動について

momota NPO法人ドットジェイピーつくば支部の中でも特に、「センキョ割」の運営実行はどれくらいの人数の学生で行われているのですか?

 先ほどのような参加店舗さんへの営業の担当が3~4人、広報担当が3~4人という、比較的少人数で運営しています。

­momota ドットジェイピーさんの普段ご活動は、「センキョ割」だけに留まらないと思うのですが、メインのご活動は、どういったものなんですか?

 普段は、学生を議員さんの下に派遣するという議員インターンの活動をしています。色んな学生に声をかけ、議員さんの下に二か月ほど行ってもらう中で社会等の色々な経験を学んでもらう、ソーシャルインターンシップを運営する活動が主になります。

Kyo 議員インターンといえばドットジェイピーさんっていう感じありますよね!
ちなみに、議員さんとのマッチングというのはどうやって行っているんですか?

 参加してくれる学生に「どんなことを学びたいか」という事を聞き取りをして、それに合わせて学生スタッフが調整しています!

NPO法人ドットジェイピーの活動風景。

Kyo それも学生がやるからこそ、学生の気持ちが分かるという所があるのかもしれませんね!非常に素晴らしいなと思います!
在籍しているドットジェイピーさんのメンバーには、どのような方が多いですか?

 インターンを経験した学生がスタッフになります。スタッフになるとまた議員さんとのやり取りが増えるので、そこでまた勉強をして。もっと議員さんとのやりとりを増やしたいと思う人が多いです。

Kyo 最近言われている事としては、選挙とか議員の活動を勉強した人としてない人では、政治への意識が大きく異なるといった研究もあるみたいで。そういった所も含めて、皆一度、ある種の政治体験をしてほしいなとは僕も思います。そういった意味で、ドットジェイピーさんとしては、これからどういった形で活動を広げていきたいと思いますか?

 投票率の低下が今後も目に見えているなかで、学生が投票に行く重要性というのは、やはり学生が主張しなければいけないと思います。議員インターンというものを、もっと広めていければと思います。いま、代表がいるので、代わりますね!

momota 普段の活動に関して伺っていまして、みなさんどのような思いでご活動されているのかお聞きしたいです!

前代表・たなべさん NPO法人ドットジェイピーの理念として「若年投票率の向上」と「ジャパン・プロデューサーの創出」といった所を理念として掲げています。「ジャパン・プロデューサー」というのは造語ですが、「日本を創る」人々といった意味です。
日本には諸問題、課題、これから変えていかなければいけない所などが沢山あると思います。そういった所に自分からアクションを起こす、もしくは自分で変えていける人材を一人でも多く輩出すること、もしくはそういった人材に「なる」きっかけを提供することを目標としています。
その為の主な事業として議員インターンシップを運営しています。
日本が抱えている問題に対して実際にアクションを起こしている人たちのもとで影響を受け、「じゃあ自分はどうしたらいいのか」を考えてもらう機会を提供しています。
また、「諸問題」という所に関連して、NPOインターンシップというものの運営もしています。

momota つくば支部だけではなく、全国に支部がありますよね。

たなべ そうですね。ちょっと前のデータですが、今年に入って30支部程になりました。1つの県に2つあることもあるので、大体27都道府県くらいになります。北は北海道から、南は鹿児島まで展開しています。
全国に500名以上の学生スタッフがおりまして、僕たち同様にインターンシップの運営をしています。また、例えば東京ですと大使館や領事館が多くあります。そういった所では大使館や領事館インターンシップを運営しています。

つくば支部は現在13~14名で、デフォルトですとひと支部大体20人程を目指して活動をしています。そうした中で、自分の所属する大学や近くの大学に行き説明会をしてインターン参加者を集めたりしています。
また、僕たちスタッフが議員さんやNPOさんのもとに営業をしに行き、インターンシッププログラムの受け入れをお願いしたり、ドットジェイピーのサービスを使ってもらうといった事もしています。

Kyo 今回のセンキョ割ではクラウドファンディングを活用されていますが、順調ですか??

たなべ これはきむに代わったほうが。
 大体2割3割といったところだと思います。50万円集めたいですが、今だとまだ15万円くらいです。

Kyo policyもなんとか協力しますので!

 ありがとうございます!笑
今後「センキョ割」を色々な場所でやっていく際に、資金がどこから出るかというと、やはりクラウドファンディングからという形になるのではと思います。ここで一度成功させて、今後のセンキョ割に繋げていきたいという思いはあります!

Kyo 今回ずっとお話伺っていて、、めちゃくちゃ共感してました(笑)ドットジェイピーさんは、どういう手法で今後広げていきたいとかってあるんですか??

 議員インターンをずっとやっている団体ではありますが、(若者により政治に関心を持ってもらうためには)今の活動だけでは十分でないというのはずっと感じていて。今回のセンキョ割もそうですが、選挙といったような「仕組み」から変えていけるような取り組みを、今後もしていきたいです。

政治をもっと面白く!ワクワクする選挙へ

momota ありがとうございます。最後になるのですが、当メディア=PolicyはU25の若者に、より政治に関心をもってもらいたいという意図で運営しています。若者に向けて、アツいメッセージ等ありましたら、是非お聞かせ下さい!

 若い人からすると、正直政治はまだ「オモシロくない」ものなのかなと思います。ただ、オモシロくないと思ったままで大丈夫です!僕たちが面白い取り組みをしていくなかで、「やりたくなっちゃうぞ!」っていう!笑 政治をもっと「ワクワクするもの」にしていこうと思うので、是非、見ていてください!

‐つくば市では10月25日に市長選と市議会選挙が行われる。つくば市にお住まいの方は是非センキョ割を利用してみて欲しい。

https://atomic-temporary-151149301.wpcomstaging.com/2020/08/26/student/