キーワード解説:イヴァンカ・トランプ
第45代目アメリカ大統領ドナルド・トランプの娘イヴァンカ・トランプ。女性実業家、ソーシャライト、女性相続人、ファッションモデル、大統領補佐官と、その経歴から尋常な人物でないことはうかがえるが、彼女の実像はどのような物なのでしょうか?今回は、トランプファミリーの1人イヴァンカ・トランプについて解説していきます。
イヴァンカ・トランプはどのような人物なのでしょうか?経歴やその人柄に迫ります。
イヴァンカ・トランプとは?
本名:イヴァンカ・マリー・トランプ
生年月日:1981年10月30日(39歳)
出身:ニューヨーク州ニューヨーク市、マンハッタン
出身校:ペンシルベニア大学ウォートン・スクール
所属政党:共和党
前職:実業家、ファッションモデル現職:大統領補佐官
イヴァンカ・トランプ の経歴
1981年、イヴァンカ・トランプは不動産王ドナルド・トランプの長女としてニューヨークのマンハッタンに生まれます。
10歳の時にアメリカ社交界で最も有名だった父ドナルド・トランプと母イヴァナ・トランプが離婚し、離婚騒動が長きにわたりタブロイド紙を賑わせたため、イヴァンカもパパラッチのターゲットになりました。
幼い頃から芸能界に興味を持っていたイヴァンカは、15歳の時にモデルとしてデビュー。両親の知名度もあって、イヴァンカはすぐに注目を集め、有名老舗雑誌『セブンティーン』の表紙を飾り、アパレルブランド「トミー・ヒルフィガー」のキャンペーン広告や、「ヴェルサーチ」「ティエリー・ミュグレー」など有名ブランドのファッションショーにも起用されるようになります。しかし、モデル活動は長く続かず、高校を卒業するとともに引退を発表。
モデル活動から身を引いた理由は、他のモデルたちとの不和だと言われています。(後のインタビューで、彼女はモデルたちのことを「世界で最も意地悪で卑怯な女性たち」と表現している)
その後、イヴァンカはアメリカのビジネススクールの中でも超名門のウォールトン・スクールを「優等(cum laude)」(成績が上位15%以上の人に送られる称号)で卒業すると、複数の不動産企業を渡り歩き、父ドナルドがCEOを務めるトランプ・オーガナイゼーションに入社します。
入社後は、不動産開発・買収部門の副主任を任され、父譲りのビジネス手腕を発揮。多くの事業の立ち上げだけでなく海外事業も数多く手がけました。
2009年、イヴァンカは不動産関係のビジネスランチで出会った、ジャレット・クシュナーと結婚します。
クシュナーは、不動産開発会社クシュナー・カンパニーズの跡取りで、タブロイド紙『ニューヨーク・オブザーバー』のオーナー。不動産界隈の超ビックカップルの誕生となりました。
ブランド経営者としての「イヴァンカ トランプ(IVANKA TRUMP)」
イヴァンカは、そのビジネス手腕を不動産業だけではなくファッション業界でも発揮することを決め、2014年に自身のファッションブランド「イヴァンカ トランプ(IVANKA TRUMP)」を立ち上げます。
ブランドのコンセプトは「すべての働く女性のために」
20代をターゲットとして、ヤングキャリアのワーキングウーマンのため「適度にセクシー」で「手の届く価格帯」の商品を揃えていました。
しかし、実際の購買層は30~40代と言われており、父ドナルドが大統領選に勝利した後は不買運動に見舞われ、ブランドから客足はどんどん遠のいていきました。
そして、ブランドの顧客として残ったのはトランプ擁護派。それはつまり、イヴァンカが想定した顧客より年齢層が上の共和党地盤の地域に住む白人女性でした。イヴァンカの商品を買い続けている層は「大統領選でトランプに投票した層と一致」するとされ、イヴァンカのブランドは、最終的にトランプ支持者が政治的な理由でのみ買っているという、政治的アイコンになってしまいました。
その結果、イヴァンカは、父ドナルドが大統領選に勝利し不買運動が始まってから1年半ほどで、自身のファッションブランドを閉鎖することを発表しました。
ゴシップガールにも出演?
さて、そんな華々しい経歴を持つイヴァンカは義母であるメラニアトランプとの確執や父・ドナルドとの関係など、様々なゴシップに囲まれた人生を送っていますが、実はアメリカの超人気ドラマ「ゴシップガール」にも出演したことがあります。
ゴシップガールは、実在するニューヨークの高級住宅街、アッパー・イースト・サイドを舞台として、名門私立学校に通うセレブな高校生の恋や友情をゴージャスに描いた人気青春ドラマで、多彩な数々のゲストが登場するドラマです。
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イヴァンカが出演したのは、シーズン4第6話「小悪魔はなぜモテる?!」。
イヴァンカは、夫のジャレッド・クシュナーと一緒に本人役で出演しました。出演の理由は、ドラマの舞台であるアッパー・イースト・サイドに住んでいたからだそうで、イヴァンカにはセリフがあったのですが、ジャレッドにはセリフがありませんでした。
元大統領の娘・注目度は変わらず?
アメリカ大統領選がようやく決着し、ドナルド・トランプ氏は大統領任期を終えることなくホワイトハウスを去ることがほぼ確実となりました。
このことは、おそらくトランプファミリーの一員であるイヴァンカ・トランプにも影響を及ぼす事態でしょう。
今後のアメリカの動向だけでなく、彼女らトランプファミリーの動向を見守るのも、面白いかもしれません!
20代というブランドのターゲットより年齢層 が上の共和党地盤 の地域 に住む白 人女性でした。イヴァンカの 商品を買い続けている層は「大統領選でトランプに投票 した 層と一致 」するとされ、イヴァンカのブランドは、最終的 にトランプ支持者が政治的 な理由でのみ買っているという、政治的 アイコンになってしましました。その結果、イヴァンカは、父ドナルドが大統領選に勝利し不買 運動が始まってから1年半ほどで、自身のファッションブランドを閉鎖することを発表しました。ゴシップガールにも出演? 実はイヴァンカ、原作本が全米でシリーズ通算400万部のベストセラーとなった人気ドラマ「ゴシップガール」にも出演したことがあります。ゴシップガールは、実在するニューヨークの高級住宅街、アッパー・イースト・サイドを舞台 として、名門私立学校に通うセレブな高校生の恋や友情をゴージャスに描いた人気青春ドラマで、多彩な数々のゲストが登場するドラマです。 イヴァンカが出演したのは、シーズン4第6話「小悪魔 はなぜモテる?!」。イヴァンカは、夫のジャレッド・クシュナーと一緒 に本人 役で出演しました。出演の理由は、ドラマの舞台 であるアッパー・イースト・サイドに住んでいたからだそうで、イヴァンカにはセリフがあったのですが、ジャレッドにはセリフがありませんでした。