NHKから国民を守る党が衆議院選挙で議席が取れる可能性は?
今日はN国の今後についてのお話しです。
まず始めに申し上げたいのが、自分はN国支持者ではなく「維新」と「あたらしい党」の支持者です。
なぜN国党が議席を取れる可能性があるのか
N国はNHK改革以外の政策を提示していないので、党員でない一般の有権者はコントロールしにくくコスパが悪い政党だと思っています。
あくまで客観的な分析としてN国が衆院選で議席が取れる可能性はあると思っているのです。
理由は単純で、N国はリーチをできるだけ稼ぎ2%~3%のコンバージョンで投票行動を起こさせる政党という特徴があるからです。
数多くの市長選での低めの得票率など、地方選での結果は振るいませんがそれも当たり前で、単にリーチが取れていないからです。
選挙放送という圧倒的リーチが取れるコンテンツで投票行動を起こせば、衆院選での議席獲得も難しくはないと思います。
議席獲得のボーダーライン
具体的に議席獲得へは何%の得票率が必要なのでしょうか。
前回の参院選(1.97%)よりはハードルが高いことは確かです。
理由は次の2点です。
①参院選全国区より高い得票率を出さなければならない。
②N国への”飽き”を払拭するような質の高いコンテンツを作らなければならない。
①は単純な数字の問題で、参院選の全国比例で取った1.97%よりも高い得票率を出さなければいけないからです。
全国比例は1.97%でも議席が取れますが、衆院選の比例は得票率のハードルがかなり上がります。
前回の衆院選では、東京ブロックでの最低得票率は10.4%ですし、一番最低得票率が下がる南関東でも3.9%です。
議席獲得のためには、少なくとも今より2%は得票率を上げなければなりません。
②は、参院選での政権放送で一度コンテンツを放出しているため、前回以上に訴求力の高いコンテンツを出さなければならないからです。
同じような内容では”飽き”が出てくるので、前回投票した層の定着化をさせつつも、新たな支持層も広げる必要があります。
以上の点ですが、N国の公報次第では3.9%を突破してくる可能性も出てくるとは思います。
各ブロックの得票率という意味では、小選挙区での票の掘り起こしも重要になってくるでしょう。
https://atomic-temporary-151149301.wpcomstaging.com/2020/06/30/nhkkara-totijisen/