キーワード解説:「小池百合子」
経歴
生年月日:1952年7月15日(67歳)出身校:カイロ大学卒業
前職:ニュースキャスター、参議院議員、衆議院議員
現職:東京都知事
政党:都民ファーストの会(特別顧問)
当選回数:参議院議員(1期)、衆議院議員(8期)、東京都知事(1期)
東京都知事:2016年~現在
政治家としての役職
2003~2006年 環境大臣(小泉内閣)
2007年 防衛大臣(第一次安倍内閣)
2016年~現在 東京都知事
小池百合子 経歴~生い立ち~
小池百合子氏はエジプトでアラビア語を学び、ニュースキャスターから政治家となりました。
関西学院大学在学中、アラビア語を学ぶためにエジプトへ留学、そのまま大学を中退しエジプトのカイロ大学へ入学します。
帰国後はアラビア語通訳の仕事をし、1979年からはニュースキャスターとして活動しました。
そして1988年より、テレビ東京の報道番組「ワールドビジネスサテライト」の初代キャスターを務めます。
小池百合子 経歴~政治家として~
1992年、日本新党(現在は解党)からの公認を受けて参議院議員選挙に立候補し、当選します。
その後は自由党や保守党(いずれも現在は解党)を渡り、2003年には自民党員として小泉純一郎内閣の環境大臣に初入閣しました。
現在の夏場の「クールビズ」は、この環境大臣時代に小池氏が推進したものです。
第一次安倍内閣では女性初の防衛大臣を務めますが、福田康夫政権退陣後の自民党総裁選挙では麻生太郎氏に敗れました。
2014年の衆議院議員選挙の当選で8選を果たしますが、2016年の東京都知事選挙への出馬表明に伴い辞職します。
無所属で出馬し当選、現在は都民ファーストの会に所属し、2020年には新型コロナウイルス関連での連日の記者会見でも話題となっています。
小池百合子都知事の公約「7つのゼロ」
会見や政策での小池都知事の「言葉選び」は記憶に残りやすく度々メディアでも注目を集めます。
都知事選に出馬した際、小池都知事は公約として「7つのゼロ」を掲げました。
1,介護離職ゼロ
2,待機児童ゼロ
3,残業ゼロ
4,都道電柱ゼロ
5,満員電車ゼロ
6,多摩格差ゼロ
7,ペット殺処分ゼロ
ペットの殺処分は飼い主間の譲渡や「ペットの飼育」に対する意識を啓蒙し改善されています。
また、新たに定められた東京都の条例によって電柱の新設も禁止され電柱の地中化もにわかではありますが進んでいます。
東京都の保育園、幼稚園の待機児童も就任3年で半数以下まで減少させることに成功しました。
一方で、東京都の深刻な満員電車問題にもメスを入れようとテレワークや時差出勤も推進していますが、現状連日の満員電車による人身事故や電車の遅延は改善されていません。
さらに、23区部と市町村部間の人口の開きも改善せず、課題が残っています。
東京都の新型コロナウイルス対策
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、小池都知事が連日記者会見を開いていたことは記憶に新しいと思います。
「3密」や「ソーシャルディスタンス」といった頭に残りやすいワードが、毎日のようにメディアに取り上げられました。
また、緊急事態措置の解除後の現在は、直近の感染者数などに応じて自粛の要請範囲を「3ステップ」で示し徐々にコロナ以前の状態に戻す方針を取っています。
小池百合子のツイッター
小池百合子東京都知事は、自身のツイッターでも情報を積極的に発信しています。
6月12日現在、ツイッターのフォロワーは85.7万人です。
こちらは都知事選への立候補を表明するツイートです。
最後に
衆議院議員時代は女性初の防衛大臣、現在は女性初の東京都知事を務めるなど、政策面だけでなく「女性初のリーダー」としても注目を集めています。
2020年7月の東京都知事選挙に再選を目指して出馬を表明しました。
コロナウイルス感染拡大の終息や延期となった東京オリンピックへの対応など、新東京都知事の課題は山積みです。
選挙期間中、そして都知事選の結果と共にその後の小池百合子氏の動向にも注目です。
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